・男だけど育休取りたいって言っても大丈夫だろうか・・・
・そもそも言いづらい・・・
・同僚にはどう伝えればいいだろう・・・
これらは実際に僕が考えていて結構悩んでいました。
そんななか上司への報告と同僚への連絡を無事に済ますことが出来たので
この記事で実体験を踏まえたうえで説明していきたいと思います。
1.そもそも育児休業制度とは
そもそも育児休業制度とは
子が1歳に達するまで休業の取得が可能な制度
育児休業は『育児・介護休業法』に基づく労働者の権利
法律で定められている
※申出を拒否した場合は法令違反となり、厳しい行政指導が行われます。
就業規則の絶対的記載事項です。例え規定になくても
法の要件を満たす労働者から申出があれば休業を認めなければいけない
よく勘違いされますが配偶者が専業主婦でも取得可能です。
僕自身妻が専業主婦ですが取得の意向を伝えています。
なので自信はもって取得の意思を伝えましょう!!
2.上司にはいつ伝えればいいか?
いちばんにすることは直属の上司への報告です
育休の申請を済ませないといけないので
まずは会社の就業規則を確認しましょう(僕の勤めている会社では休業開始の1ヵ月前に申請が完了していることと記載がありました)
とはいえ上司への報告はもっと前にした方がお互いの為だと思うので
僕の場合は6月が予定日だったこともありその3ヵ月前の3月の終わり頃、一応4月から課内の編成も変わる頃なのでなるべく3月中にと考えて伝えました。
方法は以下の通りです。
①上司に会議招集をかける
⇒業務相談として二人で話すことが出来る環境をセッティングする
②育休の意思を伝える
⇒単刀直入に伝える
こんなまどろっこしいことしなくても
2022年4月の法改正で
育休取得の意思の確認が必要になったので出来る上司の方だと向こうから聞いてきてくれるかもしれません(僕の場合は聞いてくれませんでした・・・)
業務の引継ぎもしないといけないのでお互いの為にもなるべく早く伝えるべきでだいたい出産予定日の3ヵ月前には上司に伝えるべきではないでしょうか
3.同僚へはどう伝えたか?
上司へ伝える
まずこれでひと段落といったところですが
その後にやってくるのが
同僚、一緒に働いている方へどう伝えればいいのか問題
上司へ伝えた段階でその上司から課内の社員への説明はあったみたいなので
みんなは僕が育休を取ることは知ってもらえていたんですが
やはり自分からも伝えるべきだと思うので
僕の場合は育休を取得する1ヵ月前にメール及び口頭で伝えました。
実際の文章を以下に記載します。
メール例文
私事で大変恐縮ですが、妻の出産に伴い〇月〇日から1年間の育児休業を取得させていただくこととなりました。
今の予定でいくと〇月〇日が最終出社日となります。
休業中の業務につきましては○○さんに引継ぎをお願いしております。
不在の間皆様にはご迷惑をおかけしますが何卒宜しくお願い致します。
そしてそのメールに合わせて全体の場で口頭で伝える
例文
先ほどメールにて連絡させていただきましたが、妻の出産に伴い〇月〇日から1年間の育児休業を取得させていただくこととなりました。今の予定でいくと〇月〇日が最終出社日となります。
休業中の業務につきましては○○さんに引継ぎをお願いしております。
不在の間皆様にはご迷惑をおかけしますが何卒宜しくお願い致します。
なんて言おうか考えているとけっこう最初のつかみの部分てなにから始めればいいか悩むんですよね。
なのでとりあえず全体での連絡の場があればその直前にメールを送って、「さきほどメールで連絡させていただきましたが・・・・・」で始めるのが個人的には良かったです
4.実際の周りの反応
ダントツで多かったのは
羨ましいという一言、ある種の妬み、嫉みみたいなものは正直感じました。
でもひと昔前は取りにくかったというのも事実なのでこれはもう受け止めるしかないかなと。
ただこちらも経済的な部分とかこれからの会社での立ち位置といったものはどうなるかわからないという
リスクを背負っている訳なのでこっちもリスク取ってるんだよと強く言いたいものです!!
そもそも羨ましいという感想って
ポイント
子育てなんて楽チン
男がなにをするの?
と思っているという証拠なのでこれを言っちゃうと自分が今までなにもしてこなかったという証明になるので賢い人は絶対言っちゃだめだと思います。
5.前例が無ければ作ればいい
ローランド様みたいなこと言っちゃってますが
今の男性の育休の取得状況って実際のところ12.7%で、これが1年ともなるともっと少ないです。
これって
実は取りたいけど今まで取っている人がいないから
とか
実際に取った人がその後ひどい扱いをされていた
なんて経験があるからといった理由があると思います(後者は以前の会社で実際にありました)
だったら
育休1年取ったけど最高だった
という前例を作ればいいわけで僕がその役割を担うことで
これから育休をとろうと考えている同僚の方の背中を押せれば思います。
まだ産まれていないのでこれからにはなりますが育休中の過ごし方についてもどんどん発信していきたいと思います。
なにはともあれ育休の申請が無事完了したのと上司、同僚への報告も終わったので
あとは来るべき出産に備えるのみなので全力で妻のサポートをしていきたいと思います。
育休取得しようか悩んでいる男性の方の参考になれば幸いです。
※2023年6月追記
赤ちゃんも無事に生まれてきてくれて育休も1年が過ぎようとしています。
実際の僕の体験談を以下にまとめたので参考にしてみてください。
-
【男の育休1年間】経験者が語る育休中のお金事情~育児休業給付金の支給額を公開~
続きを見る