近年、経済と働き方についての価値観が大きく変わっていることをご存じでしょうか?
脱成長やFIRE(Financial Independence, Retire Early)とった概念が定着することで
「ワークライフバランス」や「あまり働かなくていい」といった風潮が高まっているように思います。
実際に僕もこの数年間は「一生懸命働くのはやめよう」と考えて過ごしていた日々でした。
ですが最近、いい加減覚悟しないといけない時代がきているように思います。
テレビ等でよく言われていますが僕たち日本人の給料は30年間ほとんど変わっていません。
なのにも関わらず、物価高はものすごい勢いで進んでいます。
それもそのはずで30年間も給料が変わっていないのは日本だけで他の国はどんどん成長しています。
サービス提供者としては出来るだけ高いお金を払ってもらいたいですよね?
では「賃金の安い日本人消費者」と「成長を続けている国の消費者」どちらに向けてモノを売るか?
答えは明白で、自ずと価格も消費者に合わせた金額になるのは当たり前。
こういった流れは高価格帯のサービスから順番に進んでいきます(もう始まっています)
するとどうなるか?
日本人でありながら、日本の高級なサービスを受けることが出来るのは外国人だけ。
日本人は安いサービスしか選べなくなっていきます。
これに対して、僕たちがしないといけないのは今よりもっと「稼ぐ」ことです。
そして「稼ぐ」為にはそれなりの「覚悟」が必要です。
今日のブログのテーマは、「ハードワーク」についてです。
直訳すると勤勉、一生懸命力を注ぐことになります。
今回は「ハードワークの重要性」と「ハードワークする為に必要なこと」について書いていきたいと思います。
なぜハードワークなのか?
あのテスラのCEOであるイーロンマスクがTwitter買収時に社員に向けて『ハードワークするか辞めるか選べ!』って迫ったのは記憶に新しいと思います。
あのTwitterの社員がですよ?
そして意に反するものはどんどんリストラしていきます。あのTwitterの社員がハードワークするか辞めるかの2択を迫れらるという現実。
そしてTwitterだけでなくGoogle、Amazon、Meta(旧Facebook)、Microsoftなどつい数年前まで世界を牛耳っていたといっても過言ではない企業がどんどん大規模なリストラを敢行しています。
Twitterの社員は中央値で年収2,000万越えです。そのTwitterの社員でさえハードワークを強いられているのに、僕達みたいな年収500万に満たないような凡人がハードワーク無しにこの先生きていけるとは到底思えません。
いよいよハードワークを覚悟しないといけない時代だと言うことです。
本業よりも副業でハードワークする
ただ僕は本業よりも副業でハードワークすることをお勧めします。
というのも日本の企業(特に大企業)の場合、ハードワークしても結果(給料)は変わらないからです。
それは日本の企業の性質上仕方のないことで、日本の企業ではどれだけ仕事が出来ない社員であってもクビにすることが出来ません。
つまり、仕事をしていないむしろ邪魔をする社員に対しても毎月給料を払わないといけない、その為に給料を上げるようなリスクに繋がるようなことは避ける必要があります。
そんなところでハードワークしても意味がない(きっと続かない)のでそのエネルギーを副業に向ける方が断然良いです。
副業をなめたらいけない
ただ副業と言っても、簡単なものではありまえん。
巷では、「楽して稼げる」「放っておくだけで毎月○○万円」みたいな広告が蔓延っていますがはっきり言って全て詐欺です。
副業で稼ぐ為に必要なのは間違いなく「ハードワーク」です。なにをするかは自由で人それぞれですがなにをするにしても「ハードワーク」が必要なのは変わりません。
これだけは覚えておきましょう。
副業できないなら転職も視野にいれるべき
「副業でハードワークなんて本業が忙しくてそんな時間がない」
こういった声が聞こえてきそうですが、今の時代の日本の企業でそんな状況の会社はとっとと見切りをつけるべきだと思います。
どれだけ会社に忠誠を尽くしても、会社が潰れたらなにも報われません。責任もとってくれません。
転職を考えましょう。
僕が実際そうでしたが、転職することでほぼ毎日定時になりましたし、育休も取ることが出来ました。これは転職しないとまずありえなかったことなので
当時行動出来た自分を褒めてあげたいです。
はっきりいって転職は簡単です。誰でも出来ます。「忙しい」は言い訳です。いい加減「覚悟」しましょう。
ハードワークするために必要なのは体力
「成功者」と言われる人は必ずと言っていいほど、過去にハードワークしている時期があります。
そしてそのエピソードを知ってまず思うのはそこまでやる「体力」がすごいということ。
当たり前ですがハードワークは体力があって初めて可能なことであり、そして体力はハードワークを通じて鍛えられるものなんだと思います。
体力が無いとどうなるか
体力が無いと単純に作業が出来ないだけでなく「メンタル」にも悪影響を及ぼします。
人はなにか物事をネガティブにとらえる時、総じて体調が悪い時期が多いです。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」と言われますがまさにその通りだと思います。
体調を整える為におすすめの本は↓です。めちゃくちゃ勉強になる本なのでぜひ読んでみてください
体力には2種類ある
体力には2種類あると考えています。
基本的な「体力」と「頭の体力」です。
基本的な体力は運動することで鍛えられます。ジムやウォーキング、通勤手段を運動に繋がるものに変えるなど色々方法があります。
あと大事なのは「頭の体力」です。これこそハードワークすることで鍛えられる部分だと感じていて、成功者のほとんどは
めちゃくちゃ地味な作業をちゃんと続けている傾向にあると思います。
「これくらいでいっか」とか「今日は頑張ったしもういいや」といった妥協を許さない。これを続けていくことで「頭の体力」が鍛えられ
ひいてはその人の総合的な体力が鍛えられているように感じます。
いよいよハードワークを覚悟する時代に
今回は「ハードワーク」について書きました。
偉そうに言ってますがこれを書いている僕も今まで怠惰な人生を送ってきました。
そうこれは読者だけでなく自分にも向けて書いています。
時代の流れをみていくにつれて
「いよいよやばい」と感じるようになり、もう当たり前のようにハードワークする時代がきています。
ギロチンの写真を挿れているのはそれぐらいの覚悟が必要だと感じているからです。
日本の給料が30年間変わらず、経済的な状況が厳しいとは言え、それを乗り越える力は僕達の中にあります。
それはただ働き続けるだけでなく、自己管理と自己ケアにもエネルギーを注ぐことを含みます。
まさに今、僕たちはハードワークを覚悟する時代に立っています。
それは決して簡単な道ではないと思いますが、覚悟を決めて進むことでより良い未来を切り開いていきましょう。