※この記事は2023年4月に書いた記事となります。
2024年から新NISA制度が始まります。
今回は僕が疑問に思っていた
・現行制度との違い
・iDecoとはどう違うのかおさらい
・いつから始まってどんな準備をしておけばいいのか
について書いていきたいと思います。
ちなみに【NISAとは?】みたいな説明は省きます。
現行の制度との違い
現行の制度との違いをまとめると以下のようになります。
つみたて | 一般 | |||
現行(2018年創設) |
新制度 | 現行(2014年創設) | 新制度 | |
年間投資枠 | 40万円 | 120万円 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有期間 | 20年間 | 無期限化 | 5年間 | 無期限化 |
非課税保有限度額 | 800万円 | 1800万円(一般枠と合わせて) | 600万円 | 1200万円 |
口座開設期間 | 2042年まで | 恒久化 | 2028年まで | 恒久化 |
投資対象商品 | 金融庁の基準を満たした投資信託 | 金融庁の基準を満たした投資信託 | 上場株式・投資信託等 | 上場株式・投資信託等 |
対象年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 |
主なポイントとしては
・年間投資枠が大幅に増額
・非課税保有期間が無期限化
・つみたてと一般が選択制だったものが併用できるようになる
そして現行で運用しているNISAの枠とは別枠で運用できるとのことなので
早くに初めていた人にとっては非課税枠がさらに増えるということになるのでかなりお得な制度だと思います。
iDeCoとはなにがどう違うのか
節税が出来る資産運用と言えばNISAの他にiDeCoもあります。
じゃあどっちを選べばいいのかについて判断基準になるのは
60歳までに換金できるができないかです
新制度のつみたてNISAとの違いを以下にまとめます。
新制度のつみたてNISA | iDeCo | |
運用期間 | 無期限 | 加入から60歳まで |
運用商品 | 金融庁の基準を満たした投資信託 | 定期預金・保険・投資信託 |
年間投資限度額 | 120万円 | 個人によって異なる 年額14万4000円~81万6000円 |
換金 | いつでも可能(非課税枠は復活する) | 60歳まで不可 |
節税効果 | 運用益が非課税 | ・掛金を全額所得控除できる・運用益が非課税・年金受け取り時の所得控除等 |
個人的な感想としては
とりあえず新制度のNISAの枠を使い切ってもなお、お金が余っている状態であればiDeCoという選択肢を考えるといった感じでしょうか・
やはりいつでも換金ができるというのは今の時代大事なポイントになるのではないかと思います。
今は準備期間(スタートダッシュを決めよう)
新制度のNISAは2024年の1月から開始されます。
今回の改正はかなりお得な神改正なので乗らない手はないと思います。
なので今は準備期間だと捉えてスタートダッシュを決められるようにしておきましょう!
証券口座を持っていない人はひとまず楽天証券かSBI証券のネット証券で口座開設しておきましょう。
個人的には楽天経済圏を主に利用している人であれば楽天証券
それ以外の人はSBI証券を選んでおけばまず間違いないと思います。
まちがっても銀行とかで進められる口座はやめておきましょう。いちいち手数料が高いし、個別株が買えないということもあります。
どの銘柄を買えばいいのか
これはもう結論からいうとインデックス投資一択でいいと思います。
インデックス投資とは市場の値動きを示す指数(インデックス)の値動きに連動をめざす投資手法のことでより広範囲な分散投資ができます。
代表的な銘柄として
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
といったものがあります。
実際に僕は2021年の4月からeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)でつみたてNISA運用をしており
現在2年が経ち、今のところの運用益は+14%となっています。
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【運用益+14%】楽天証券でつみたてNISAを始めて2年経過したから経過報告
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結局富むものがより富むのは世の理
一般的なサラリーマンである僕が+14%で資産運用できているということは
もっと投資額が多ければもっと運用益が増えるということです。
当たり前の話ですが年利5%で新制度のつみたてNISA枠で年間の上限である120万円を投資していくと運用益はどんどん増えていくことになりますよね。
そうです結局はいかに投資額を増やすかということで
お金を持っている人はよりお金を増やすことが出来ます。
富むものがより富むのは世の理
じゃあたいしてお金をもっていない僕たちができることはなんなのか?
それは出来るだけ支出を減らして、できれば副業で投資できるお金を増やして
ストレスにならない程度に投資に回すことです。
今からでも遅くはないです。今からやるかやらないかで数十年後には簡単に埋まらない程の差が生まれています。
よく言われる話ですが今日が人生で一番若い日です。
口座開設していない人は今すぐに行動して、来る2024年の1月に向けて準備していきましょう!
なにをどうすればいいかわからない人はプロに相談しましょう。
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