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キングコング西野亮廣さんの生き方本【夢と金】印象に残った部分を紹介します

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2023年4月19日にキングコング西野亮廣さん著の

【夢と金】

が発売されました。

僕は数年前から西野さんのオンラインサロンに興味をもって入会していたし(今は事情があって退会中、また戻ります)

Voicyに至っては毎日欠かさず聞くくらいの思いっきりファンです。

 

そんな西野さんが書いたビジネス本というかこれからの時代の生き方本

 

【夢と金】

 

について個人的に印象に残った部分を本文丸々載せて紹介します。

※ネタバレについては今日(5月10日)のVoicyでご本人がOKと仰っていたのでお言葉に甘えてまるっと紹介します(笑)

 

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まえがき

まずまえがきを読んで

日本の自殺率、自殺の原因、犯罪の動機の観点から話をされて

「このままじゃまずいかも」

と思わされます。

 

以下まえがき全文

 

「夢か?金か?」という議論をキミのまわりの連中は繰り返すだろう。

 

耳を傾ける必要はない。あんなのは全て寝言だ。

 

「夢」と「お金」は相反関係にない。

 

僕らは「夢」だけを選ぶことはできない。

 

「お金」が尽きると「夢」は尽きる。

これが真実だ。

 

もしも、キミの両親や学校が

「お金の話をするな。はしたない」

と言ったなら、彼らのことは軽蔑した方がいい。

 

もしも、あなたが子供達に対して、

そのような言葉を過去に一度でも吐いたことがあるのなら、

猛省し、子供達に正面から謝罪した方がいい。

 

日本の「自殺率」「自殺の原因」「犯罪の動機」を見ると、それがいかに畜生道に落ちた言葉なのかがわかる。

 

あなたの言葉は、自殺と犯罪の後押しだ。

 

あなたの言葉は、「夢」を殺す作業だ。

 

なぜ、あなたは夢を諦めた?

なぜ、あなたは他人を妬む?

なぜ、いい歳して不毛なアンチ活動に励む?

 

答えは分かっているだろう?

だったら、なぜ、それを子供達になぞらせる?

 

逃げるな。

 

今、この国に足りていないのは「希望」だ。

 

希望を持つためには、夢を語り、「お金」を学ぶ必要がある。

 

子供はもちろん、子供に背中を見せなければいけない大人もだ。

 

「金の話ばかりしやがって」

 

と言うのなら、分かった。

 

だったら、僕よりも大きな夢を語り、行動している人間を連れてきてくれ。

 

それができないのなら、話を聞いてほしい。

 

耳触りの良い話はしない。

 

夢を繋ぐための本当の話をする。

 

80分もあれば十分だ。

西野亮廣(キングコング)

引用元:夢と金

 

 

どうですか?

この圧倒的な危機感を煽られる文章。

 

今の日本になんとなく漂っている

 

「日本のオワコン感」

 

こんな空気を打破しようとされているのが伝わってきます。

 

こんなまえがきを読んでしまったら、先に進まずにはいられないですよね。

 

第一章~富裕層の生態系より~「知識不足で命を落とすな」

ここでは

まえがきで話のあがった日本の自殺率をもとに話が展開されます。

 

日本の自殺率は世界8位で先進国(G7)で見ると、日本がぶっちぎりの第1位

自殺の動機は年齢によって違ってきますが、

大人の場合はまず健康問題でその次に経済・生活問題がきているとのこと。

 

つまり僕らは、お金がまわらなくなったら、自殺や犯罪を選ぶということ。

 

このような結果が出ているのに、日本人はお金の話を極端に嫌う。

 

これはすなわちなんの悪意もなく自殺と犯罪の後押しをしているということ。

 

そしてそんな状態だからこそお金に対しての知識不足に陥り命を失うことになる。

知床観光沈没船事故

具体的な例として2022年の4月23日に起きた知床観光沈没船事故の話がでてきます。

知床観光沈没事故はなぜ起きたのか?

2022年4月23日に観光船「KAZUI」が知床半島沖で沈没し、乗客・乗員合わせて26名中、20名が死亡、残りは行方不明となっている

「知床観光船沈没事故」だ。

連日、メディアは運行会社の社長にカメラとマイクを向け、勢いそのまま日本人総出で彼をタコ殴りにした。

会見で、どこか他人事のように振る舞う彼の態度は責任者のそれではなく、酷いもんだった。

何を食べれば、あんな仕上がりになるんだろう?

 

ただ、これは知っておいた方がいい。

世の中にヒューマンエラーはない。

あるのはシステムエラーだけだ。

「人に失敗をさせるシステム」にこそ問題がある。

なので、個人を吊るし上げたところで事故の「原因」は取り除けない。

事故の「原因」を取り除かない限り、また同じ事故が起こる。

「原因」とは、「ある状態や変化を起こす”もと”となるもの」のことだ。

メディアは、「整備不良」や「無理な運行」を、事故の「原因」としたが、見誤るな。それらは「過程」だ。

 

「原因」とは、「なぜ、整備不良のまま海に出たのか?」「なぜ、無理な運行を続けたのか?」といった質問の解だ。

そのまま「なぜ?」を繰り返すと、「整備できなかった」「無理な運行をせざるをえなかった」になり、さらに、

「なぜ、整備できなかったのか?」「なぜ、無理な運行をせざるをえなかったのか?」と問い続ければ、最後ま「お金」という

「原因」に辿り着く。

「お金がなかったから」だ。

引用元:夢と金

 

知識不足によって失われた命

僕も連日ニュースで取り上げられていたのでこの事故のことは知っていました。

ただ当時は原因をメディアが報じる通り整備不良や無理な運行

だと認識していました。

 

しかしそれはあくまで「過程」の話であり、

 

根本的な原因は

お金がなかったから

であり、つまるところ

知識不足によって失われた命

だということです。

 

すなわちこのままお金の知識が無い状態を続けていくと

 

僕たち若しくはその子供達はいずれ同じようなことを起こす可能性があるということ。

 

日本は30年間給料が上がっていない国です。

にも関わらず物価は上がり続けています。

 

この状態を続けていくとどうなるか?

いつかお金が無くなります。

 

そうこれからの時代はなにも

夢を叶える為

とか

なにかに挑戦する為

 

とかではなく

 

ただ普通にきる為にもお金の知識が必要になってきます。

 

第二章~コミュニティーより~「歴史的大敗から学ぶハイスペックとオーバースペック」

ここでは日本人の職人気質(とことんクオリティにこだわる癖)が日本人を苦しめていると書かれています。

 

以下抜粋

キミが「夢」を追いかけ続けるには「お金」が必要だ。

もうちょい踏み込んだ話をすると「お金」と「時間」が必要だ。

ただ、キミが調達する「お金」と「時間」には限界(天井)がある。

そのことを踏まえると、

大切なのは「自分の資源(お金と時間)をどのように分配するか?」だ。

 

キミの人生は、この「資源の分配」に尽きる。

 

「資源の分配」を制した者が勝ち、「資源の分配」を考えなかった者が負ける。

それ以上でも、それ以下でもない。

これが現実だ。

引用元:夢と金

 

オーバースペックは自己満足

お客さんが求めるものにどのようにお金と時間を配分するかということについて

 

ラーメン屋に来るお客さんの満足ラインという言葉を使って話が進んでいきます。

 

例えば今はどのラーメン屋さんに行っても美味しいですよね?

 

仮にラーメンのおいしさの満足ラインを「85点」とします。

 

そこで店主が既に95点出ているのにも関わらず、96点を目指す為にお金と時間を費やす。

 

職人は常に「ハイスペック」を求めますが、一般のお客さんである僕たちからすると

 

95点のラーメンも96点のラーメンも

 

どちらも美味しいだけです。

 

「ハイスペック」を求めるのはなにも悪いことではないですが

 

満足ラインを超えた技術(パフォーマンス)の名は「オーバースペック」と呼びます。

 

そして

「オーバースペック」は自己満足であり、お客さんの満足度にはカウントされない。

 

技術以外の何かを売る必要がある

ここまで読んでガジェット好きである僕は

昨今のスマホの性能について首がもげるほど納得しました。

 

今時のスマホってもう2年ほど前くらいからだいたい5万円以上出せば人間が認知出来る程の性能の差はありません。

にも関わらず毎年のように新製品が発表され、性能と価格が上がり続けています。

もうお客さんの満足ラインはとっくに超えているのに。。。

 

実は本の中では日本の携帯電話メーカーがガラケーの軽さ勝負をしている(オーバースペックに投資を続けている)時に全く軽くもないiPhoneに駆遂される話が紹介されています。

この時のように今のスマホが駆遂される「なにか」が出てくる気がしています。。。

 

2023年はすでにあらゆるサービスが満足ラインを超えているので

自分の商品を高く売るには、「技術以外の何か」を提供する必要があります。

 

ここからは機能検索から人検索へという題名で構成されていきます。

 

気になる方は「夢と金」を読んでみてください。

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第三章~NFTより~「時代を正しく把握しろ」

仮想通貨やメタバースの登場で

WEB3.0という言葉がなんとなく

聞かれるようになってきた時代に待ったをかける出来事が起こっています。

それがAIの登場です。

 

たった数か月で塗り替えられた未来

少しググれば、「Web1」「Web2」「Web3」という言葉が出てくるだろう。

インターネットの各時代の呼び方だ。

つい最近まで「Web1」「Web2」「Web3」の認識はこうだった。

【Web1】

・お客さんが、サーバー(メディアや法人)にある読み取り専用ページを閲覧した時代。データの作成は、主にサーバーの管理者

【Web2】

・お客さんが、サーバー(YouTube、Twitter、Facebook、LINE、Instagramなど)を介して、他のお客さんとやりとりできる時代。

・お客さんが、データを作成・発信することができるようになった。

【Web3】

・サーバーを介さず、お客さん同士が直接繋がって、お客さん同士でデータ(NFTなど)を共有・管理する時代。

・サーバーの支配から解放された。

 

ところが、ここにきてAIがバケモノ的に進化し、「Web1」「Web2」「Web3」の捉え方が変わった。

これだ

【Web1】

・お客さんが、サーバー(メディアや法人)にある読み取り専用ページを閲覧した時代。データの作成は、主にサーバーの管理者

【Web2】

・お客さんが、サーバー(YouTube、Twitter、Facebook、LINE、Instagramなど)を介して、他のお客さんとやりとりできる時代。

・お客さんが、データを作成・発信することができるようになった。

【Web3】

・AIによってクリエイティブスキルが低い人でも、ハイクオリティーの作品を生成・発信できるようになった時代。

・あらゆる「職人技術」が無価値化した。

【Web4】

・サーバーを介さず、お客さん同士が直接繋がって、お客さん同士でデータ(NFTなど)を共有・管理する時代。

・サーバーの支配から解放された。

 

新Web3(現代)は「生成系AIの時代」であり、「Web2の次にくる」と思われていた時代は、Web4以降に持ち越された。

僕らが思い描いていた未来の輪郭、そして「時代の整理」は、2022年のAIの大波によって、綺麗サッパリ塗り替えられてしまったようだ。

このあたりの認識がズレると、「クリエイティブな仕事はAIには代替されないから、クリエイターになる」というトンチンカンな結論を出してしまいかねない

ので気をつけておいた方がいい。

引用元:夢と金

 

AIと人間の立場が逆転した

2022年のAIの登場で個人的に一番インパクトがあったのは

Chat GPTの登場です。

 

僕も毎日のように使っていますがこれが本当にすごい。

 

人間のように会話が出来るし、むしろ人間より的確な答えを返してくれるし、

なにより文章の整理なんかは人間よりもはるかに優秀です。

 

ひと昔前は

単純作業はAIにまかせて、複雑な作業は人間がやる

 

という考え方が一般的でしたが現代は

複雑な作業(考えること)をAIが担当し、単純作業を人間がやる時代になってしまっています。

 

具体的な例としては

Amazonの配達なんかがまさにそうで

Amazonの配達ルートは効率よくまわれるようにAIが考えてAIの指示通りに人間が配達する

みたいになっています。

まさにAIと人間の立場が逆転してしまっています。

 

これからの時代、AIによって必要無くなる仕事がどんどん増えてきます。

 

その為にも時代を正しく把握し、時代に合わせた生き方をしていく必要があります。

 

あとがき

他にも興味深い話がたくさんありましたが、一旦これくらいの紹介に留めて

あとがきの最後の部分を紹介したいと思います。

 

なぜこの部分かと言うと、西野さんが本当に日本に未来を危惧されているのがわかるからです。

 

あとがき~夢と金~より

世界中の貧しい地域をたくさん見てきたが、彼らにはお金がなく、あまりにも少ない選択肢の中から将来を選ばなければいけない環境にあった。

遠い世界の話じゃない。

日本は今、同じ環境に向かっている。

とりあえず始められるコトが減り、数少ない選択肢の中から「やりたいこと」を探さなければいけない状況に追い込まれている。

「お金がない」「お金の知識がない」「お金をつくる選択肢が少ない」・・・。

これらがもたらすダメージの大きさを知れ。

これらが生み出す世界の小ささを知り、「自分はまだ何も知らない」ということを知れ。

話はそれからだ。

繰り返す。

時間を作って、お金の話をしろ。家族で。チームで。

キミが、お金を「汚いもの・卑しいもの」として扱う限り、キミのまわりには、同じように、お金を「汚いもの・卑しいもの」として扱う人間が集まってくる。

お金に対して誤った知識を持った人間が集まってくる。

そのコミュニティーの中で生きる限り、未来の扉は開かない。

そのコミュニティーの中で生きる限り、キミは大切な人を守り抜くことができない。

優しい人になってください。

そのために、正しい知識を仕入れて、強くなってください。

僕は次があるので、このへんで。

これからキミが歩く夜道を少しは照らすことができたかな?どうだろ?

またどこかで感想を聞かせてください。

キミとキミの家族の幸せを心から願っています。

頑張ってね。

西野亮廣

引用元:夢と金

このあとがきには西野さんの今の日本に対する危機感が溢れているように思います。

 

とにかく今のままではやばいから勉強しよう。知ろう。

 

こういったメッセージが色濃く表れているように感じます。

 

西野さんのファンとか関係なく全員が読むべき本

この本のすごいところは理想論や予想ではなく

 

全ての具体例が西野さんの実体験に基づいているということす。

 

だから説得力が半端ない。

 

・クラウドファンディングをやり始めた時の話

・ニューヨークで個展を開催した時の話

・新作歌舞伎でのチケット代の話

・NFTの話

・AI×NFTの話

等々

 

全てが実体験に基づいた話です。

オンラインサロンに入っていて、Voicyを毎日聞いている僕はある程度知っていた内容のものもあるけど

ひとつひとつが丁寧に説明されているので本当に生々しいです。

 

今回紹介した部分だけでなく、他にも実体験を通した様々な話が展開されていくので

勉強になるだけでなく普通に読んでて楽しい本です。

 

夢を続ける為に、活動を続ける為にはお金が必要です。

 

そんなお金に対しての向き合い方、考え方について懇切丁寧に教えてくれている本は無いと思います。

ぜひ手に取って読んでみてください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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