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HSPサラリーマンの僕が実践している刺激に対する防衛策

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しんすま

30代 男 子供4人
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・おすすめアイテムの紹介
・楽天経済圏での過ごし方
(楽天ポイント累計140万)
※たまに愚痴も書く

こんにちはしんすまです。

僕は一般的な企業に勤めているごく平凡なサラリーマンです。

平凡ですがHSPという気質をもっています。

HSPについては後述しますが、めちゃくちゃ簡単に言えば

刺激に敏感な人です。

そんなHSPの人が大勢の社員がいる企業で毎日8時間も勤めるのって結構しんどいんです。

今回はそんなHSPサラリーマンの僕が実践している刺激に対する防衛策を紹介したいと思います。

こんな方におすすめ

  • HSPで毎日の会社勤めがしんどい人
  • 仕事中に周囲の音がやたら気になってしまう人
自分がHSPであることを同僚に伝えるべきか迷っています

 

HSPとは?【神経が細やかで感受性が強い性質】

HSPは、米国の心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念で、神経が細やかで感受性が強い性質を生まれ持った人のことです。

全人口の15~20%、約5人に1人はHSPと考えられています。

HSPの人は、感覚的な刺激に対して無意識的・反射的に対応する脳の部位、「扁桃体」の機能が過剰に働きがちで、HSPではない人と比べて刺激に強く反応し、不安や恐怖を感じやすいことが分かっています。

相手の気持ちを察知して行動したり、物事を深く探究できる半面、ささいなことで動揺したり、ストレスをためてしまうこともあります。

HSPには、特徴的な4つの性質「DOES(ダズ)」と呼ばれるものがあります。

自分の特徴と合わせながらひとつずつ解説していきます。

D:Depth of Processing/深く処理をする

HSPの人は簡単に結論の出るような物事であっても、深くさまざまな思考をめぐらせてしまいます。

例えば、仕事中に頻繁にやりとりするメール1通とっても、特に内容の深くない内容であっても送信する前に30分以上考えてしまうことがザラにあります。

「こんな言い回しで大丈夫だろうか?」とか「これだと逆の意味に捉えられないかな?」とか余計に考えてしまいます。

O:Overstimulation/過剰に刺激を受けやすい

HSPの人は刺激に対する反応が強く表れやすく、疲れやすいです。

特に僕は製造業なので機械の音なんかには特に敏感ですし、工場内の放送の音にもビックリしてしまいます。

人が多いので突然声をかけられたりなんかすることも多く、とても疲れてしまいます。

E:Emotional response and empathy/全体的に感情の反応が強く、共感力が強い

HSPの人は他人との心の境界線が薄く、相手の感情の影響を受けやすいです。

上司から怒られている人を見ているとまるで自分が怒られているかのような感覚になってしまいます。

また、映画を見て主人公に感情移入してしまって泣いてしまうこともしばしば。

S:Sensitivity to Subtleties/些細な刺激を察知する

HSPの人は他の人が気づかないような音や光、匂いなど、些細な刺激にすぐ気づきます。

僕の場合は前述した機械の音についてですが、誰も気づかないような音のズレなどに気づくことが出来るので、逆にトラブルに気づけたりするので良い方向に転ぶこともあります。

 

こんな人はHSPかも?【悩まなくても大丈夫】

僕は自分がHSPだと気づく前はいちいち余計なことを考えてしまう面倒くさい性格の奴だと思っていましたが、HSPという気質があることを知り、心が少し楽になりました。

もしかしたら同じような悩みをもっている方もいるかもしれませんので下の特徴に当てはまる人はもしかしてHSPだからかも?と考えると少し悩みが楽になるかもしれません。

HSPの人が抱えやすい悩み

  • 周りの人に「敏感」「内気」と言われることが多い
  • 生活の急な変化に弱く、動揺してしまう
  • たくさんのタスクをこなさなければならなくなると、混乱してしまう
  • 大きな音や強い光が苦手
  • 些細なことでも、深く考えすぎてしまう
  • 芸術に触れると大きく心を動かされる
  • 忙しくなると、一人で静かに過ごせる刺激の少ない場所にこもりたくなる
  • 他人の気分に振り回されやすく、対人関係に疲れがち
  • 小さな音や匂いも気になってしまう
  • 映画やドラマの暴力的なシーンが苦手

これらの特徴に当てはまる人は悩まずにHSPであることを自認してみましょう。心が楽になりますよ。

僕が実践している刺激に対する防衛策

ここまでHSPの特徴について紹介してきましたが、HSPだからと言って今すぐ会社を辞めるわけにもいきません。

そこで僕が実践している刺激に対する防衛策を紹介します。

ポイントは

・刺激を低減する

・刺激を受けない

このふたつです。

刺激を低減する

僕が実践している刺激に対する低減策は耳栓の使用です。

特に下の記事で紹介している耳栓は”会話は聞こえるけど、ノイズは低減してくれる”優れものなので重宝しています。

HSPさんや内向型の人にピッタリの会話用耳栓【Loop Engage】レビュー!

続きを見る

会社勤めしていると周囲の人の会話や電話の音、さらにはタイピング音までありとあらゆる音が聞こえてきます。

僕はこれが苦痛で頭を悩ませていたので、この耳栓を使用することにしました。

周囲の音に悩んでいる人には超おすすめですよ♪

刺激を受けない

二つ目は刺激を受けないようにする

ですが、これはもはや裏技みたいなもので僕の場合はみんなが集まる休憩所や食堂に行かないようにしています。

休憩はその時間によって人がいない場所をあらかじめ探しておく。昼食に関しては食べないという手法をとっています。

この方法については会社がある程度広くないといけないし、昼食を食べないなんて無理という方もいらっしゃると思うので裏技みたいなものと言いました(笑)

逆に言えば、これくらいしないと8時間なんて到底持ちません。。。

多様性が叫ばれているこの時代にそろそろHSPという気質の人に配慮した場所とか出てくればいいんですけどね・・・

そろそろ「内向的」という多様性も認めてほしい

続きを見る

環境や行動を試行錯誤しながらHSPとうまく付き合う

HSPは病気や障害ではなく、生まれ持った特性(気質)なので治療することはできません。

だから自分の行動や環境を変えることで対処することが必要になってきます。

HSPは、刺激に対して扁桃体が過剰に反応してしまう状態ですので、まず刺激の少ない環境に身を置き、刺激そのものを避けることが大事です。

先程紹介した耳栓を使用したり、ノイズキャンセリングを搭載したイヤホンを使用するなど様々なアイテムを利用してうまく付き合っていきましょう。

あと最後に伝えたいのはHSPという気質はなにもデメリットだけではありません。

下の記事で書いているように向いている仕事や作業は結構あると思うので悩まず色んな可能性を探っていきましょう♪

HSPで内向的な人に向いている仕事や作業について【経験談と挑戦したいこと】

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