新NISAが始まり、「毎月いくら積み立てるべきか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
特に、クレジットカード積立の上限額でもある「月10万円」を一つの目標として設定している声はよく聞かれます。
本記事では、ネット上のリアルな議論をもとに、月10万円の積立は十分なのか、そして投資を長く続けるためのコツをまとめました。
1. 月10万円は「十分すぎる」が、目的次第
結論から言うと、**毎月10万円を投資に回せている時点で、一般的には「十分すぎる」「優秀」**だと言えます。
特定の目標額がなくても、将来のために資産を形成していく方針として全く問題ありません。
ただし、これは「自分の目標をどこに設定しているか」に大きく左右されます。
もし、「若い頃にFIRE(早期リタイア)したい」「40〜50代でセミリタイアしたい」という明確な目標がある場合は、月10万円では足りない
という意見が多く、月20万円や30万円といったさらなる上乗せが必要になってきます。
老後資金や教育資金などの一般的な目的であれば、月10万円で十分カバーできるケースが多いでしょう。
2. ネットで見かける「月30万積立」のカラクリ
SNSやネット掲示板を見ていると、
「毎月30万円投資している(年間360万円の枠を最速で埋めている)」
という猛者を見かけることがあります。
これを見ると
「自分の月10万円なんて大したことないのでは…」
と焦ってしまうかもしれません。
しかし、毎月の手取り給料から30万円を捻出するのは高年収でも生活が成り立たないことがほとんどです。
実は、最速ペースで投資をしている人の大半は、
元々あった貯金(余剰資金)を取り崩してNISA枠を埋めているだけなのです。
純粋な毎月の給料から投資に回すのであれば、月10万円あたりが限界だと言われています。
実際のデータを見ても、楽天証券における積立設定額の平均は約4万2000円(2024年12月末時点)、セゾン投信でも約4万円(2024年5月末時点)となっており、
現実的な積立額の平均は「月3万〜5万円」程度というのが実態です。
20代〜30代で月5万円できれば非常に優秀だと言えます。
3. 初心者が失敗しないための3つの投資マインド
月10万円という金額に関わらず、投資を長く続けるためには以下のポイントが重要です。
- 絶対に他人と比べない 投資や貯金額を人と比べると、無理をしてしまったり、すごい人を見てモチベーションが下がったりと、いいことはありません。月3000円の少額であっても、まずは無理のない範囲でコツコツ進めることが一番大切です。
- 生活防衛資金はしっかり残す(全ツッパしない) 貯金をすべて投資に回すのは危険です。実際に投資をしている人も、200万〜500万円程度の現金を確保した上で積立を行っているケースが多いです。投資に資金を入れすぎると、下落相場が来た際にパニックになり退場してしまうのが最大のリスクです。
- 「退屈さ」を受け入れ、王道を貫く 初心者であれば、全世界株式(オルカン)や米国株(S&P500)など、信託報酬が低い定番のインデックスファンドを選ぶのが無難です。インデックス投資は「退屈で地味」なものですが、長期投資に面白みを求めるべきではありません。
まとめ
月10万円の積立は、多くの人にとって十分すぎるほど立派な金額です。
とはいえ、金額の大小よりも**「どんな相場でも積立を長く続けること」が最も重要**です。周りの声に惑わされず、自分の生活水準とペースを守りながら、着実に資産形成を進めていきましょう!